2019年4月にLINE@と統合し、料金プランが一新された「LINE公式アカウント」。
LINE公式アカウントの料金プランは3つあり、企業/個人を問わずフリープラン(無料)からスタートできます。(2021年7月現在)
例えば、友達1人につき「5通/月」のペースで配信するなら、
- フリープラン:200人
- ライトプラン:3,000~人
- スタンダードプラン:9,000~人
※あくまで目安です
およそ、これくらいの登録者に、メッセージ配信ができる計算になります。
この記事で解決できる悩み
- LINE公式アカウントの料金プランを3分で知りたい!
- 予期せぬ追加料金など、注意点を教えて!
- 実際に運用するときの、費用感をシュミレーションしたい!
この記事では、LINE公式サイトの情報をより分かりやすく整理し、運用に役立つ知識を網羅的に紹介しています。
5分程度でサクッと読めますので、ぜひ最後までご覧ください。
ではいざ、本編へ!
Contents
LINE公式アカウントの料金プラン概要|初期費用は「0円」
まず初めに、LINE公式アカウント開設にかかる初期費用は「0円」です。
個人/法人に関わらず無料ですので、誰でも気軽に始められます。
次に、運用にかかる費用ですが、メッセージ通数によって料金に差が出る仕組みになっています。
フリープランでは、メッセージ通数の上限が1,000通となっており、それ以上送るには有料プランに切り替えるしかありません。
ライトプランとスタンダードプランでは、それぞれの上限通数に加え、従量料金を支払うことで上限通数以上のメッセージ配信を行うことができます。
LINE公式アカウントの「メッセージ通数」って具体的になに?
ここまで解説したとおり、LINE公式アカウントの運用費用は「メッセージ通数」によって決まります。
しかし、LINE公式アカウントにはいくつかのメッセージ機能があるため、どの機能が「メッセージ通数」にカウントされるのかが気になりますよね。
まずは要点をまとめます。
メッセージ通数にカウントされる
- メッセージ配信
- セグメント配信
- Messaging APIの「Push API」「Multicast API」「Broadcast API」
カウントされる機能の共通点は「管理者がメッセージを作成して配信している」こと。
メッセージ通数にカウントされない
- LINEチャットの送受信
- 応答メッセージ
- AI応答メッセージ
- あいさつメッセージ
- Messaging APIの「Reply API」
カウントされない機能の共通点は「LINEが自動で対応して配信している」こと。
※LINEチャットの送受信(個別チャット)のみ例外
LINE公式アカウントのその他の料金|想定外の費用がかかることはある?
LINE公式アカウントを運用するうえで、上述した基本料金以外に費用がかかるケースはあるのでしょうか?
結論をいうと、下記2つのケースにおいて追加料金が必要になります。
追加料金が必要なケース
- プレミアムIDを取得する場合
- オプション機能を利用する場合
プレミアムIDを取得する場合
LINE公式アカウントを開設すると、アカウント固有の「ベーシックID(例:@463dgadd)」が自動で取得できます。
しかし、ベーシックIDは不規則な英数字列であるため、そのままだと使用しずらいですよね。
そこで役立つのが、希望の文字列を指定できる「プレミアムID(例:rakuten_chat)」です。
プレミアムIDで商品名や社名を指定すれば、よりカンタンなアカウント検索が可能となり、一般ユーザーの利便性が向上します。
プレミアムIDの維持費は年間1,200円(税別)。
中小企業や個人でも導入しやすい価格設定は嬉しいですね!
オプション機能を利用する場合
LINE公式アカウントには様々なオプション機能があり、それらを利用することで料金が発生する場合があります。
※費用の額はケースバイケース
ここでは、LINE公式アカウントの代表的なオプション機能を3つご紹介します。
オプション①:友達追加広告
- タイムラインやLINE NEWSに広告を出稿できる
- 未認証アカウントでは出稿不可
- ラインアプリからの出稿不可
》参考:LINE公式アカウントの友達を獲得する広告の出稿が可能に
LINE公式アカウントの友達追加広告を使えば、より詳細なターゲティングや配信設定が可能に。
予算に余裕があるという個人/中小企業にはぜひ活用してほしいオプション機能です。
オプション②:LINEプロモーションスタンプ
- 自社独自のスタンプを開発/配布できる
- 料金プランは定額、従量課金の両方に対応
- スタンプ制作を代行するプランあり
》参考:LINEプロモーションスタンプ
初期費用が200万円以上かかるうえに、費用対効果が低いので、一般個人・中小企業の利用はおススメしません。
オプション③:LINEで予約
- LINE上で詳細な店舗予約ができる
- 座席指定、商品指定などを無人対応
- ぐるなび加盟店/イデアレコード加盟店のみ利用可
》参考:LINEで予約
「LINEで予約」は飲食店メインの予約サービスですが、美容室やサロンに特化した予約システムを提供している外部のサービスも存在します。
中でも有名なのは、美容サロンで使える予約システム「リピッテ(Repitte)」。
LINEからもその実績を認められて「Technology Partner」に選ばれるなど、信頼性はバツグンです。
リピッテ以外のサービスについては、以下を参考にどうぞ。
》参考:LINEの予約システムを比較調査
LINE公式アカウントの実際の費用をシュミレーションしよう
LINE公式アカウントの費用感を具体的につかみたい方は、公式サイトの「LINE公式アカウント 通算費用シュミレーター」を使うのがおススメです。
以下2つの想定を入力するだけで、月間にかかる費用と、最適なプランまで提案してくれますよ。
- 友だち数
- 月間配信回数
実際に使うと、こんな感じ↓
LINE公式アカウントの料金支払い方法とタイミング
LINE公式アカウントの料金支払い方法とタイミングの要点は次のとおりです。
料金支払い方法
- 支払い方法:LINE Pay、請求書、クレジットカード
- 設定方法:Web上の管理画面及び管理アプリからカンタン設定
料金支払いのタイミング
- 月額料金:毎月月初の前払い
- 追加メッセージ料金:毎月月末締め翌月10日頃の後払い
まとめ
最後に本記事の要点をカンタンにまとめます!
LINE公式アカウントの費用まとめ!
- 初期費用はだれでも無料
- 料金プランはフリー、ライト、スタンダードの3つ
- 年額1,200円でプレミアムIDを取得可能
- オプション機能を利用すると追加料金が発生
- 支払い方法は、LINE Pay、クレカ、請求書の3種類
国内ユーザー数8,600万人、アクティブ率90%以上と、主要SNSの中で群を抜いて人気のプラットフォーム「LINE」。
LINE@統合後のLINE公式は、一般個人/中小企業でも利用しやすい非常にリーズナブルな料金体系となり、サービスもますます拡充しています。
御社でも、新規見込み顧客の育成ツール、リピーター獲得ツールとして、本格的に導入を検討してみてはいかがでしょうか?
以上、LINE公式アカウントの料金プランについてでした!
最後までご覧いただき、感謝します!
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